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■スポーツ現場も栄養補給の場だ 夏は温度も高くて、生理学的にはとてもスポーツ向きのシーズンではありませんが、学校も休みになり、時間もたくさんあるので、練習時間は長くなる傾向にあります。練習が終われば、カラダはバテバテ、のどはカラカラ、食欲なしの肉体疲労児状態。選手ならだれでも経験したことがあるはずです。ここではスポーツの現場でできる運動前・運動中・運動後の栄養補給について考えてみましょう。 |
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■運動前は糖質、ビタミンとコップ1杯の水 運動前に必要な栄養は、糖質とビタミンです。ごはん、パン、うどんなどをしっかり食べたかを確認しましょう。 |
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■運動中はスポーツドリンク、長い競技はデキストリン 運動中は、スポーツドリンクを飲む選手が増えています。ミネラルとともに、脳のエネルギーである糖質も含まれていることがポイントです。ドリンクの糖濃度は、ブドウ糖で2.5%以下、砂糖でも4%程度のドリンクの方が、水分の吸収は速いのです。甘ったるく感じたり、胃に溜まるように感じたら、少し薄めましょう。 |
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■疲労回復には運動直後にデキストリン 1988年にアイビーらは、運動直後に、糖質補給することが筋グリコーゲンの回復に効果 的であることを報告しました。この時の糖質は、血糖値を上昇させるものでなくてはなりません。つまり、ブドウ糖やデンプンが良いのですが、東海大学スポーツ医科学研究所の寺尾博士は、激運動の後では、同じブドウ糖でも、数分子が結合しているデキストリンが効果 的であることを証明しました。 運動が終わったら、すぐに糖質を摂取して、取り合えず筋グリコーゲンを少し回復する。このことにより、その後の食事を落ち着いて食べることができます。「食事の前に甘いものを取るなんて」と敬遠する人もいますが、実際はかえって食欲が増すから不思議です。この時必要な糖質の量 は、体重1kgあたり0.7g以上。70kgの選手なら約50g、すなわち200キロカロリーです。200キロカロリーぴったりに設計されたゼリー食品もあるので、試してみてはどうでしょうか。 アトランタや長野のオリンピックに出場したトップ選手は、練習直後にも試合直後にも、このような科学的補給法を採用していました。夏場に一生懸命練習に励んでいる選手は、このようなスポーツの現場での補給によって、逆に食欲も高め、より効率的なトレーニングを積むことができるはずです。 |